1977-05-18 第80回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第11号
災害発見の端緒は、坑内巡回中の係員から異常な圧風を感じた旨の電話連絡により判明し、連絡を受けた坑長は、直ちに二坑区域の入坑者三百六十九名に退避命令を発するとともに、救護隊による救出作業を開始いたしましたが、十二日午前七時までに残留者全員を収容しております。罹災者は、重軽傷八名、死亡二十五名、合計三十三名であります。
災害発見の端緒は、坑内巡回中の係員から異常な圧風を感じた旨の電話連絡により判明し、連絡を受けた坑長は、直ちに二坑区域の入坑者三百六十九名に退避命令を発するとともに、救護隊による救出作業を開始いたしましたが、十二日午前七時までに残留者全員を収容しております。罹災者は、重軽傷八名、死亡二十五名、合計三十三名であります。
紹介議員は油井賢太郎君、講和条約の発効による主権回復を目前に控え、今日なお祖国帰還を許されず、ソ連、中共地区において苦しんでおる抑留同胞及び現在戦犯者として外地拘置所において日夜労役に服する同胞のあることは、国民感情を暗然たらしむる最大の遺憾事でありまするから、講和条約発効を機に残留者全員の帰還と服役者の減刑及び内地送還の方途について関係各国に図られたいとの請願であります。
の残留者全員を一日も速やかに帰還せしめられたい。 (二) ソ連並びにソ連勢力下の地域に抑留中死亡した者並びに戰犯関係として抑留されている者、一般受刑者及び病気のため残留している者等の氏名を速やかに発表せしめられたい。
(一) ソ連並びにソ連勢力下にある地域(シベリヤ、樺太、北鮮、大連並びに中共地域を含む)の、残留者全員を一日も速かに帰還せしめられたい。 (二) ソ連並びにソ連勢力下の地域に抑留中に死亡したもの並びに戰犯関係として抑留されている者一般受刑者及び病気のため残留している者等の氏名を速かに発表せしめられたい。
今回のソ連大使館の発表による各種の数字につきましても、相当に國民の納得の行かぬ点があるのでありまして、(「その通り」と呼ぶ者あり)若しソ連側の全面的な公式発表が既往においてなされるか、或いは残留者全員の通信が許されるかいたしておりましたならば、事態は今日より遥かに明朗であつたろうことは疑いを容れぬところであります。